医療事故マンガ「脳外科医 竹田くん」の描写は“ホンモノ”だった! SNSで告発→医師が在宅起訴へ

公開日: 更新日:

■新聞やテレビといった既存メディアではなく、SNSを使って医療事故を告発

 決してあってはならない、許されない医療事故なのだが、この事件がネット上で大騒ぎになっているのは理由がある。2023年初めに突然、SNS上で拡散された医療事故マンガ「脳外科医 竹田くん」の描写が“ホンモノ”だったと証明されたからだ。

 このマンガは地方公立病院に脳外科医として着任した若手医師「竹田くん」が雑な手術で数多くのミスを繰り返し、患者が次々と亡くなってしまうという医療事故を描いていた。

 ネット上では《ホラーマンガよりも怖い》と話題になり、この時、事故が起きた病院として名指しされていたのが赤穂市民病院だった。

 日刊ゲンダイDIGITALは23年5月、同病院に事実関係の有無や受け止めを取材。すると、関係者は「マンガについては承知している」と答えるにとどまっていたのだが、おおむね事実だったわけだ。

 新聞やテレビといった既存メディアではなく、SNSを使い、さらにマンガという分かりやすい手法で前代未聞の医療事故を告発し続けた「脳外科医 竹田くん」の作者は今、どう思っているのだろうか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《フジが反転攻勢》《どうする文春!》中居正広問題の文春記事訂正に大はしゃぎの違和感…“直取材”対象はどこにいる

  2. 2

    バド渡辺勇大は代表辞退、英の五輪メダリストもアダルトサイトで副収入…世界で共通するアスリートの金銭苦

  3. 3

    フジテレビ系の冬ドラマ「警察もの」2本はありえないお話しすぎてズッコケの連続

  4. 4

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  5. 5

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

  1. 6

    入社式の仰天舞台裏 コネと忖度が横行するフジの末期症状

  2. 7

    生島ヒロシ“セパ制覇”でラジオ即降板の衝撃 中居正広“女性トラブル”が引き金となった好感度アナの裏の顔

  3. 8

    TKO木下隆行"元女子アナに性奉仕強制疑惑"で絶体絶命…釈明動画も"ウソつきイメージ"がアダに…

  4. 9

    フジの“私情含み”採用に佐藤里佳アナウンス室部長が異議

  5. 10

    文春訂正で中居正広ファン分裂! 「本人は無罪」vs「悪質性が強まった」で大激論