小林製薬「紅麹」関連商品の自主回収続々…“寝耳に水”の取引先から噴出する怨嗟の声

公開日: 更新日:

 山形県米沢市で甘酒やみそを製造販売する「おたまや」の社長は「取引はもういいです」と、失望感をあらわにした。

「圧倒的に信頼を寄せていた製薬会社だったので、ここまでとは思わなかった。海外の紅麹もありますが、原料として販売するには国産でと思っていたが、まさかこんなことになるとは。お客さんに対する返金にしても、10袋買って5袋しか残っていなくても、10袋分返金しています。問題が発覚して以来、大変な思いをしていますが、信用して取引をしたわけですから、覚悟を持ってやらなければと思っています。小林製薬のミスも、こちらとしては知らないでは済まされないからです。ただ、小林製薬の紅麹はもう使いたくありません。もうちょっと早くレスポンスがあり、こまめに情報をいただければ、お客さんにもしっかり伝えられたと思います。それだけは間違いありません」

 小林製薬の「紅麹」を主力商品に使用していたメーカーにとっては、死活問題だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース