自民「政治資金規正法」改正案でようやく公明にすり寄りも…具体案“小出し”する往生際の悪さに国民ゲンナリ

公開日: 更新日:

 だが、パーティー券購入者の金額引き下げ――という、わずかな見直しさえも渋っている自民党の姿勢は、往生際が悪いというのか、子供だましと言っていい。SNS上で《相手の顔色を見ながら少しずつ“小出し”するのは政権与党の座にふさわしくない》との声が出るのも無理はないだろう。

《もはや自民党には反省を期待していない。5年間であれだけの裏金をためたのだ。ならば政権交代してから一体、いくらくすねたのか》

《自民党は規正法改正で金の流れを透明化しようとする気はない。どこかに抜け穴はないか。抜け穴は作れないかばかり考えている》

 条件付きの「なんちゃって連座制」や使途が分からない政策活動費は放置したまま。国民が永遠に見放す日はそう遠くないのではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造