SNSで闇バイト募り「点検商法」で3億円近く荒稼ぎ…FX投資家「牛飼」の超ド派手生活
同社は関西各地で「点検商法」を繰り返し、高齢者を中心に言葉巧みに高額な工事契約を結ばせていた。被害者は200人以上に上るとみられている。近隣住民から「ヘンな業者が来ている」と複数通報があり、府警が調べを進めていた。
斎藤容疑者は高卒後、消防士になり、FX投資をして「億り人」となった。ネット上で「牛飼」と名乗っているのは、猛牛のエンブレムで有名なランボルギーニを所有し、仲間に「牛飼いやな」と言われたのがきっかけだったという。
斎藤容疑者はユーチューブで「牛飼の成り上がり物語」といった動画を配信。<さぁ今日は何億稼ごうか><履歴書を送れば大金を稼げる>と視聴者に呼びかけ、応募者を芦屋の自宅に招いて研修を行い、<早かったら月収100万円いくヤツもいる><10代で年収1000万円稼げる>とけしかけていた。
2年ほど前には関西の高級住宅地として知られる芦屋市六麓荘近くに6億円の大豪邸を建設。建物内にはプールや滝があり、壁にはバンクシーの絵画が飾られ、5000万円のロールス・ロイス・カリナン、7000万円のフェラーリ・F8スパイダーなど、複数の高級車を所有していた。
斎藤容疑者の両親は未熟児で生まれた息子に、「器だけでも大きく育って欲しい」との思いから「大器」という名前をつけたそうだが、高齢者の不安をあおって金儲けをするような子どもに育てたつもりはないはずだ。