代表作〈星座〉シリーズなどミロの名品が集結 「ミロ展」入場券を抽選で3組6人にプレゼント

公開日: 更新日:

「ミロ展」東京都美術館/7月6日(日)まで

 パブロ・ピカソと並び20世紀を代表する画家が1893年スペインに生まれたジュアン・ミロだ。

 太陽や星、月など自然の中にある形を象徴的な記号に変えて描いた、詩情あふれる彼の独特な画風は没後40年を迎えた今、再評価されてパリのグラン・パレやニューヨーク近代美術館など世界中の美術館で回顧展が開かれている他、日本でも高い人気を誇っている。そんなミロの芸術の神髄を体感できる展覧会「ミロ展」が今、東京都美術館で開催されている。

 今回の展覧会は初期から晩年までミロの70年にも及ぶ創作活動の全体を余すところなく振り返ろうというもの。代表作として知られる〈星座〉シリーズ23点のうち「明けの明星」「女と鳥」「カタツムリの燐光の跡に導かれた夜の人物たち」の3点が出品されている他、故郷カタルーニャの地で描いた初期の名作「ヤシの木のある家」、1920年代の傑作「オランダの室内Ⅰ」、晩年を迎えても新たな表現に挑戦した「焼かれたカンヴァス2」など各時代を代表する選りすぐりの名作の数々が世界中から集められている。日本でのミロの回顧展としては存命中のミロ自身が協力した1966年の展覧会に並ぶ最大規模の回顧展であり、〈星座〉シリーズなど彼の作品が世界中に散らばっている今、複数の作品をまとめて見ることができる貴重な展覧会といえそうだ。

●会期〜7月6日/開室時間9時30分~17時30分※金曜日は~20時(入室は閉室30分前まで)/休室日・月曜日、5月7日※4月28日、5月5日は開室/観覧料金(税込み)一般2300円、大学生・専門学校生1300円、65歳以上1600円

■入場券を抽選で3組6人にプレゼント

表示下の[応募する]ボタンからご応募ください。

ハガキのでの応募は〒住所、氏名、年齢を明記のうえ、〒104─8007 日刊ゲンダイ「ミロ展」係まで。締め切りは3月12日(水)必着。当選者は賞品の発送をもって発表に代えます。

最新のプレゼント記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値