大谷エ軍入りの真相判明 ソーシア監督“長期政権”が決定打
メジャーはいま、データ野球全盛だ。野球経験のないアナリストや、ウォール街出身の人物がフロントの中枢に。彼らはチーム編成に限らず、価値あるデータを発掘して試合で活用したいと考えている。監督にはデータに説得力をもたせ、コーチや選手を納得させる能力が求められる風潮になってきたのだ。
16年からエンゼルスと4年契約を結んだエプラーGMもデータ重視。それ以前はヤンキースでキャッシュマンGMのもと、独自の数式を用いて選手を評価していた。今風のGMだ。
ソーシア監督は来季以降もチームの指揮を執りたいし、そのつもりでいるという。しかし、今季も結果を残せないようなら、オーナーもさすがに黙っていないだろう。ソーシア監督を解任して、エプラーGMのもと、新たなチームづくりに舵を切る可能性は高い。
大谷がソーシア監督に長い目で見てもらおうと思ったら、今季、それなりの数字を残してチームの成績を押し上げるしかなさそうなのだ。