大谷エ軍入りの真相判明 ソーシア監督“長期政権”が決定打

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 米30球団の中からなぜエンゼルスを選んだのか――。

 二刀流で米球界の注目を集める大谷翔平(23)に関して、いまだベールに包まれている謎のひとつがこれだ。

 本人は「何か縁みたいなもの」「感覚的なもの」「フィーリングが合った」「理屈ではなく直感でくるもの」などと言っているが、フィーリングや直感だけで、今後の選手生命を左右しかねない選択をするとは思えない。「日本人選手のいない球団」や「二刀流を続けられる球団」を望んでいるとウワサされたものの、条件に該当するのはエンゼルスに限らない。

 大谷と親しい関係者によれば、エンゼルス入りにはしかるべき理由があるという。

「ズバリ、ソーシア監督ですよ」と、この関係者がこう続ける。

「2002年のワールドシリーズを制したソーシア監督は今年が就任19年目。これまで何人ものGMが成績不振の責任を取らされてクビになったが、それでもチームの指揮を執り続けている。モレノ・オーナーの信頼がとてつもなく厚いからです。そうやって長期政権を維持しているだけに、大谷は自分がプレーするであろう今後6年間もソーシア監督は安泰、自分も長い目で見てもらえると判断した。まだ投打とも未完成、辛抱強く使ってもらえなければメジャーで二刀流を貫くのは難しいと考えたのです」

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