今季は精彩欠く畑岡奈紗「スイングの狂い」をプロが指摘
【ダイキンオーキッドレディス】
世界ランク6位と日本人プロ最高位につける畑岡奈紗(20)が3年連続で日本ツアー開幕戦に出場。米ツアー参戦3年目の今年は、1977年全米女子プロタイトルを持つ樋口久子以来42年ぶりの「メジャー優勝」を目標に掲げる。
ところが、今季はこれまで米3試合に出場してトップ10は1度もなく、精彩を欠いている。
今大会初日も3バーディー、4ボギーと出入りが激しく、1オーバー27位だった。
「風が強かったのでビッグスコアを出すのは難しく、安全に攻めていくようにしていた。ところどころティーショットが風に流されたり、グリーンのスピードとライン読みを合わせるのがすごく難しかった」(畑岡)
風速7.6メートルと風が強かったせいもあるが、フェアウエー外しは4ホール、パーオン逃しは6ホール。グリーン上は31パットと各スタッツともよくなかった。
レッスンに定評のある小暮博則プロが、2017年の日本女子オープンに勝った時と、先週の米女子ツアーHSBCチャンピオンズの畑岡のスイング映像を比べてこう解説する。