原英莉花が日本通運と 女子“黄金世代”所属契約は吉か凶か
企業にとってはギャンブルだ。
物流大手の日本通運は22日、女子プロの原英莉花(20)と3月から3年間の所属契約を結ぶと発表した。
原は1998年度生まれの、いわゆる「黄金世代」。米女子ツアー2勝の畑岡奈紗は別格だが、三浦桃香や勝みなみ、新垣比菜らは国内ツアーの人気者だ。
有名選手の所属契約は通常2~3年以上。契約金は2000万~5000万円程度。横峯さくらの全盛時代は2年契約で1億8000万円ともいわれた。
「原は身長が173センチと日本の女子プロでは長身。まだツアー未勝利ですが、ジャンボ尾崎の指導で昨年急成長した。トップ5入りが3試合あり、賞金ランクは38位だった。今季は初優勝確実と見る向きも多いが、その一方で、シード入りしたり、初優勝してグングン伸びていくと思った選手が期待を裏切るケースもある。プロゴルファーは一度不振になると復活が厳しい。そのままツアーから消えていく選手もいます」(ツアー関係者)
原と所属契約を結んだ会社は元を取るか、投資失敗に終わるか……。