G炭谷は開幕マスク逃す 菅野との相性改善が正捕手への条件

公開日: 更新日:

「炭谷は大枚をはたいた補強組。本来は優先的に使いたいところでしょう。でも、これだけはっきり数字に表れると、菅野と小林のコンビは崩しにくい。それにしても、併用されるような捕手なら、6億円もかけて、その代償として内海を放出してまで補強する必要性が疑われます。いずれにせよ、今後、炭谷が巨人の正捕手になるためには、大黒柱の菅野は避けて通れない。エースと息を合わせない限り、周囲に認めてもらえません。何事も最初が肝心。今年一年が勝負です」

 もちろん、菅野以外が登板する場面なら出番はある。とはいえ、丸と2人はFA入団組。V奪回の切り札として三顧の礼をもって迎えられた。炭谷は開幕ベンチ発進という現状に、あるいは丸以上の重圧や焦りを感じているかもしれない。なにしろ今季の年俸だけで1億5000万円ものカネをもらっているのだ。

 巨人は28日、広島との開幕戦のため、敵地マツダスタジアムで前日練習を行った。原監督は「日本一を目標に秋からスタートした。でき得る準備はほぼやった。ノビノビはつらつ、臆する相手はいない。プロとして恥ずかしくない勝負をする」と語った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…