菅野圧巻でも小林では G原監督を悩ます炭谷との“相性問題”

公開日: 更新日:

 実に投げやすそうである。巨人の開幕投手を務める菅野智之(29)が、圧巻の投球を見せた。

 14日のソフトバンク戦は五回まで1人も走者を許さない完全投球。六回に三塁に入ったビヤヌエバの緩慢な守備による内野安打2本こそ許したものの、打たれたヒットはこれだけ。6回6奪三振無失点で、試合後は「いい準備ができた。前回はスライダーの逆球が多かったので、今回はある程度思ったところに投げられたので満足している」と振り返った。

 前回の登板はオープン戦ワーストの4回9安打6失点だった。実戦で2度目のコンビとなる捕手の炭谷銀仁朗(31)と全く息が合わなかった。その前に組んだ楽天戦も2回2失点(自責1)。原監督は「2人の防御率はあまり良くないね」と10.50に跳ね上がった防御率を危惧していた。

 試合前に意見交換して臨んだという菅野は「僕がそこに投げ切れていない。リード以前の問題」と炭谷をかばい、責任を背負った。そして「変化球の精度。感覚的なところ。原因は分かっているので修正できる」と断言した通り、昨年の日本一チームを相手に、中5日で立て直した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ