副校長が苦悩を吐露…大船渡は佐々木登板回避で阿鼻叫喚

公開日: 更新日:

 渦中の佐々木は決勝翌日の26日に学校で行われた準優勝報告会に出席し、29日には国保監督と主将の千葉とともに、自らの意思で大船渡市役所を表敬訪問。学校関係者は佐々木の心身の疲労を心配しているが、本人は「大丈夫です」と練習も再開したという。

 大船渡高校が今後の佐々木の取材対応に制限をかけることにしたのはこうした騒動の影響か。昨夏の甲子園で吉田輝星(現日本ハム)を擁して準優勝し、大旋風を巻き起こした金足農(秋田)には助言をもらった。

 佐々木が8月末にスタートするU18の代表メンバーに招集された場合の時期は別として、10月17日のドラフト会議当日までは原則、取材を禁止するという。金足農も、甲子園後はU18アジア選手権や国体を除いて、学内での吉田の取材を原則禁止していた。その例に倣うというわけだが、これにはマスコミ関係者の間で、「厳しすぎる」との声も出ている。

■人生を狂わせるわけには

「決して、情報を隠そうとしているわけではありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差