巨人はコロナ開幕延期で故障者復帰 仕事を奪われる選手は

公開日: 更新日:

 二塁の吉川尚輝(25)もそうだ。先月23日に腰に張りを訴えてペースダウン。本来の開幕日だったら、開幕早々の離脱の可能性もあった。昨年は4月に腰痛を発症し、長期離脱している。2カ月近い時間が与えられたのは幸運だろう。

「二塁は吉川尚のコンディション次第。試合に出られる状態なら決まりでしょう。通常開幕だったら抜擢の可能性があった北村、湯浅、山本、田中俊、若林といった若手から中堅は、吉川尚が体に異変を訴えた時のためのスタンバイ選手に逆戻りとなりそう」(同)

 度重なる開幕延期により、故障していた本来のメンバーが、揃って本来の場所に戻れそうなのだから、コロナ禍は原巨人に追い風となりそうだ。

 一方でオフに上手投げからサイドスローに転向し、試行錯誤しながら現在はスリークオーター気味のフォームで安定感を見せていた鍬原は、アピールを重ね、まさに開幕ローテの座をつかみかけていた。コロナのせいで再び圏外にはじき出されるようなら、不運としか言いようがない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?