コロナで開幕“無期限延期”に…崖っぷち選手に募るイライラ

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 プロ野球の開幕が“無期限”延期となった。

 3日、プロ野球の12球団代表者会議が行われ、当初予定されていた4月24日の開幕を断念。開幕前に予定されていた練習試合も中止になった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、専門家チームから「できうる限り延期すべき」との提言を受けていた。斉藤惇コミッショナーは「4月下旬か5月上旬には日程を決められるか考えている」と話し、公式戦(143試合)の試合数削減も検討せざるを得なくなった。コロナ騒動に終息の兆しが見えない中、3度目の延期決定に加え、今度はいつ開幕できるかの見通しさえ立たない。

 そんな中、プロ野球選手が抱えるストレスはいかばかりか。サラリーマンならリモートワークで仕事ができる者も少なくないが、試合に出てナンボの彼らはそうはいかない。この日、若手中心の紅白戦を行った巨人のような球団がある一方、コロナ感染者を出した阪神などチームの活動を休止している球団もある。体が資本の選手にとって、練習すらままならない心労は想像を絶する。

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