球団で異なるコロナ対応…停止、休止、自主練で生じる大差

公開日: 更新日:

「この差は間違いなく大きい。シーズンでの明暗を分けることになるんじゃないかと思うと、不安でしょうがないよ」

 ある球団のコーチがこう言った。コロナ禍で活動停止、活動休止、自宅待機、自主練習と球団ごとに対応が分かれているプロ野球。先のコーチが所属する球団は活動休止中とあって、

「仮にたった1週間だとしても、活動休止で自宅でのトレーニングしかできないのと、グラウンドでの自主練習で打撃投手の球を打つのとでは全然違う。同じ自主練習にしたって、監督やコーチを自宅待機にしている球団と、首脳陣の視察を認めている球団とでは、これまた全然違う。スタンドから目を光らせているだけでも、選手には気持ちの張りや緊張感が出る。自主練習の期間が長引けば長引くほど、実際にシーズンが始まったときには、大きな差が出るはずだ」

 と、言うのである。

 不安は選手も同じのようだ。首脳陣不在の自主練習を行っている日本ハムでは、選手数人が矢野外野守備コーチ兼打撃コーチ補佐にオンラインでの指導を依頼。自らの練習内容を動画に撮り、ビデオ通話などでアドバイスを受けている。セルフチェックでは限界があるし、不安ばかりが募っているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係