若手プロには世界基準の「リカバリー技術」が必要だ
それも試合が少ないからです。これが連戦、連戦ならいくら若くても体がもちません。
それでも若い人たちは目標が海外に向けられています。金谷はすでに欧州ツアー参戦からいずれ米ツアーへという将来展望を描いています。大学先輩の松山英樹が米ツアーで戦う姿を見て、飛距離アップや体づくりなど高いレベルでプレーするために何が必要なのかをちゃんと理解しています。
学生には伸びしろのあるスケールの大きな、将来楽しみな選手がまだまだいっぱいいます。若い人たちが、これから男子ツアーをさらに盛り上げていくでしょう。もちろん、国内の試合が減っていけば、海外で戦うしかなく、チャンスをつかんだらどんどん挑戦して欲しい。
■海外はピン位置や芝も違い設定がタフ
女子の「大王製紙エリエールレディス」は20歳の古江彩佳が2週連続優勝。アマ時代の1勝を含めたらツアー4勝目です。ツアー1年目とはいえ、ティーショットは曲がらず、基本通りのスイングは安定感が光りました。