渋野日向子は4位Tの好発進も…ミレニアム世代にタジタジ
【大王製紙エリエールレディス】第1日
前年覇者として臨んだ渋野日向子(22)は3バーディー、ノーボギーの68。今季国内5戦目で初日ベストの4位タイにつけた。
しかし、6アンダー首位タイで並んだのは今季2勝の笹生優花(19)と古江彩佳(20)に、1勝の西村優菜(20)と勢いのある年下ばかりだ。
■同組の古江に脱帽
渋野は同組の古江について、「すべてにおいて完璧というか、アイアンのコントロールがうまいですし、いっちゃいけないところに打たない。ピンを全部攻めているわけではないのに、バーディーチャンスにつく回数も多い。総合的にレベルが高いというか、かなり勉強になります」と、舌を巻いた。
1年前は日本人選手42年ぶりのメジャー優勝を遂げて、飛ぶ鳥を落とす勢いがあった渋野だが、今では2000~01年に生まれた「ミレニアム世代」のプレーに感心するばかりだ。
この日は上がり9番パー5で古江が先にピン上5メートルのバーディーパットを決めると、渋野は同じピン上から3メートルのチャンスを入れ返すことができなかった。