石川遼“隔離破り”は出場停止1カ月の大甘処分 大関・朝乃山の厳罰に比べれば「かすりキズ」

公開日: 更新日:

 相当と言えるのか。

 石川遼(30)が米国から帰国後の自主隔離期間中にラウンドや練習をした上に、関係者と複数回飲酒する違反行為を犯した一件。15日、日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、12月15日までの1カ月の出場停止処分を科した。

 同機構は、国に提出した誓約書違反と認定し、「社会的責任を負うJGTOメンバーとして軽率だった」と説明。同機構副会長と理事の辞任の申し出も受理された。

 これで石川は今季残り3試合の欠場を強いられるわけだが、メディア関係者は「予想通りの無難な処分でした」と言う。

■「協会の腰が引けているのが見え見え」

「2018年のプロアマ戦で、片山晋呉がゲストへの不適切な対応に対し、制裁金30万円と厳重注意の処分を受けた。プロアマ戦を軽視することはスポンサーを侮辱するのと一緒。ツアープロの資格を剥奪すべきとの声も出たほどです。不祥事の中身は全く違いますが、石川にとってこの処分はかすりキズ程度でしょう。今季は賞金王争いをしているわけでもありません。大相撲では今年、外出禁止のルールを破り、キャバクラで複数回遊んだ上に、協会への事情聴取でウソの証言をした大関・朝乃山が6場所の出場停止と6カ月間の減給50%となった。大関は他の力士の見本となるべき立場だからこそ、厳しい処分となった。石川も、団体幹部で他の選手を戒めるべき立場。処分は軽いと言わざるを得ません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か