渋野日向子が腹痛で大会前日練習ドタキャン…残り3試合で女子プロも満身創痍
今季女子ツアー日程も残り3試合となり、12日からグレートアイランド倶楽部(千葉)で優勝賞金1800万円の「伊藤園レディス」が始まる。
賞金女王タイトルの行方に注目が集まる一方で、ツアー終盤になると一年の転戦疲労から体調不良を訴える女子プロが増える。賞金ランク1位の稲見萌寧(22)はここ数試合、「腰の状態はずっと変わらず、良くならず、悪くならず、っていう感じです」と万全ではない状態を明かしている。
■前日練習をキャンセル
そんな中、大会前日の木曜日は午前10時ごろにコースに到着し、9ホールの練習ラウンドを予定していた渋野日向子(22)が昼近くになってもコースに姿を現さず、予定された公式会見が取りやめになった。
稲見に続いて渋野も体のどこかに異変が出たのか、とちょっとした騒ぎになった。
午後になって、マネジメント会社を通じて、「今朝からお腹の調子が悪く、様子を見ていましたが、あまり良くならないので、大事を取って1日静養に努めます」と本人のコメントが発表された。
渋野は今週、来週と2試合出場した後に、最終戦を欠場してLPGAツアーQシリーズ挑戦に向けて渡米する。この時期に大事にならず、ホッと胸をなで下ろした関係者も多かった。