ジョコビッチ再び豪入国ビザ取り消し…男子現役最強が集中砲火を浴びるナゼ
泥仕合になりそうな雰囲気だ。
オーストラリアのホーク移民相は14日、世界ランキング1位でワクチン未接種のジョコビッチ(34=セルビア)のビザをまたしても取り消した。「公益と健康と秩序のため」(同移民相)だという。
ジョコがビザを取り消されたのは2度目。いったんは無効とした裁判所の判断を再び覆された格好だ。
同6位のナダル(35=スペイン)は「ワクチンを接種すればいいだけのこと」と発言していたし、同4位のチチパス(23=ギリシャ)も「彼は独自のルールで動いている」と批判した。
入国の際に虚偽の申告をしていたことや、12月にコロナの陽性判定を受けながら仏紙の取材を受けていたことが明らかになると、それまで拘束されていたジョコの解放を要求していたセルビアのブルナビッチ首相も激怒したという。
本人は虚偽申告を「スタッフのミス」と弁明し、取材を受けたのは「間違いだった」と反省しているものの、批判は一向に収まる気配がない。