佐々木朗希はWBC準決勝で“虚弱”返上 160km超え連発で全米に衝撃、メキシコ指揮官も絶賛!
侍ジャパンが誇る剛腕が全米に衝撃を与えた。
準決勝のメキシコ戦に先発した最速165キロ右腕・佐々木朗希(21=ロッテ)が、初回にいきなり今大会自己最速タイの164キロをマークするなど、160キロ超えを連発。二回1死一塁から、6番のL・ウリアス(ブルワーズ)の痛烈なライナーを腹部に受けて球場は騒然としたが、それでも「大丈夫」とマウンドに立ち続けた。
【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)
四回、L・ウリアスに甘く入ったフォークボールを左中間スタンドへ放り込まれる先制3ランを許しながらも、「最も重圧がかかる」とされる米国での準決勝で4回5安打3失点。「配球は間違っていなかった。投げ切れなかったところは反省点かな」と悔しそうだったが、メキシコのヒル監督は「彼がメジャーに来れば、とんでもないスターになるだろう」と太鼓判を押した。WBC公式ツイッターも「102MPH(約164キロ) from Roki Sasaki!」とインパクト十分の登板を伝えた。