石川遼も断言、JGTOの生ぬるいピン位置では世界で戦える選手は育たない
大会3日目には1打差2位に終わったR・マキロイや、優勝したW・クラークがグリーン回りからのアプローチで空振りに近い、考えられないようなミスを犯していた。
天国と地獄が紙一重であり、世界の超一流プロが悪戦苦闘するのも難しいピン位置だからこそだ。石川は4日間を通算14オーバー63位と、プロではブッ千切りの最下位だった。
JGTO青木功会長の就任時スローガンは「人を育む」だった。選手を育てるのはあくまで「コース」である。今からでも遅くはない。レベルの高いコース選定と、世界に通用するピンポジション設定に着手するのがJGTOにとっての喫緊の課題だ。