中島啓太×金谷拓実の手に汗握る名勝負が証明 国内男子ツアーは無料ネット中継が大正解
【ASO飯塚チャンレンジドゴルフ】最終日
久しぶりに若手による手に汗握るデッドヒートが繰り広げられた。
大会は2週連続完全優勝を目指す金谷拓実(25)と、プロ初優勝に挑む中島啓太(22)とのデッドヒートになった。
ともにアマ時代にツアー優勝を遂げ、世界アマランク1位資格で「マスターズ」に出場するなど、これからの日本ツアーを背負う期待のプロだ。
これまで金谷が勝った2021年「東建ホームメイトカップ」では、アマだった中島が1打差2位。
前週「日本ゴルフツアー選手権」でも金谷が勝ち、中島は2打差2位。直接対決で中島は金谷に勝てなかった。
最終日は前半から中島に勢いがあった。3打差2位発進の中島が31とチャージをかけ、34の金谷に追いつき27アンダー首位タイに並び後半に突入。バック9は中島がリードすれば、すぐに金谷が追いつく一進一退の攻防が繰り広げられ、最終ホールでも決着がつかずにプレーオフ突入。2ホール目に50センチにつけたバーディーパットを沈めた中島が逆転優勝した。