日大の“ジャンヌ・ダルク”林真理子理事長…アメフト部薬物汚染でのビミョーな立ち位置
日本大学アメリカンフットボール部の寮内で薬物が見つかった事件で、警視庁は21歳の部員の男を覚醒剤と大麻所持の疑いで逮捕した。寮のベッドに備え付けられた鍵付きの収納ボックスで乾燥大麻と、覚せい剤の成分が入った錠剤2つを所持した疑い。
大学側は先月6日の時点で、寮のロッカーに植物片と錠剤があることを確認。しかし、警視庁に「違法薬物とみられるものが見つかった」と連絡したのは2週間ほど経った先月19日ごろ。間もなく警視庁が薬物を押収したが、それまで大学の施設内で「保管」していたという。
「日大アメフト部の部員が寮で大麻を吸っている」
先月上旬から中旬にかけ、林真理子理事長(69)、日大アメフト部、関東学生アメリカンフットボール連盟など数カ所にこうした情報提供があった。
「連盟はアメフト部に対し、すぐに聞き取り調査をするよう求めたのですが、回答があったのは先月31日です。調査内容が不十分だったため、やり直しを求めたところ、今月2日に改めて返答が寄せられた。それも調査が十分とはいえなかったため、再々度の回答を求めていた」(アメフト関係者)