日大の“ジャンヌ・ダルク”林真理子理事長…アメフト部薬物汚染でのビミョーな立ち位置

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 違法薬物を見つけたまま放置。連盟からの指示にも実質ゼロ回答とは、教育機関の組織が聞いて呆れる。ワンマン理事長をすげ替えても隠蔽体質、デタラメぶりは何も変わっていなかったということだ。

■8日にようやく会見

 薬物問題が表沙汰になった2日、林理事長は報道陣にこう話していた。

「大学が寮から大麻を押収? それはないんですよ。それはあり得ません。違法な薬物が寮にあったというのは、まだ確認されていません。大麻以外の薬物も含めてない? はい。今、調査中なので言えませんが、そこに違法な薬物は確認されていないと、私は聞いております」

 後でバレるウソをつくとは思えない。事の重大性を理解していなかったのか。まさか情報を把握していなかったのか。

「ジャンヌ・ダルクにでもなったつもりで乗り込んできて、浮世離れしているというか、唯我独尊というか。学校経営の経験もノウハウもない素人が、10万人を超える組織をまとめるのはムリな話です。理事長就任はあくまでイメージを回復するため。現場は何も期待していない。今回の一件が、それを物語っている」(日大関係者)

 林理事長は8日に会見予定。どんな釈明をするつもりか。

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