《オオタニは本当のチームプレーヤーだ》指揮官大絶賛 「自己犠牲」と「44‐46」両立が示す価値
6月8日からのニューヨーク遠征では、3連戦で計3本の本塁打を放ったジャッジ(32=ヤンキース)の打撃を目の当たりに。米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューでは、そのジャッジについてこんなふうに話している。
「どんな点差、状況でも自分のバッティングを崩さずにやっているのはとても印象的。見ていて勉強になる」
大谷はメジャーでもトップクラスのパワーの持ち主だ。その気になればジャッジのように、常にフルスイング、いま以上に本塁打を量産することも可能だが、環境が変化したし、そういうわけにはいかないということだろう。
まして現在は、両リーグの上位球団がプレーオフを目指してしのぎを削っている最中。大谷はメジャー7年目にして初めて「ヒリヒリする9月」を経験している。すでに達成しているメジャー記録の「44本塁打‐46盗塁」はチーム打撃をしながらの産物なのだ。
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そんな大谷に、26年WBC出場辞退の可能性が浮上している。周囲は「大谷で連覇」とかまびすしいが、いったなぜか。大谷が「絶対に避けたいこと」とは何なのか。
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