圧巻パフォ生む大谷「韋駄天のDNA」…父・徹氏、母・加代子氏の《超エリートスポーツ経歴》とは?
大谷翔平(30=ドジャース)が、ここ20試合で14盗塁と走りまくっている。
日本時間3日のダイヤモンドバックス戦は、自己最多タイの1試合3盗塁。すでにメジャー記録を更新している本塁打数と盗塁数は「44‐46」になり、シーズン「51‐54」ペース。本人は前人未踏の「50‐50」について、
「1試合でも多くしっかりと出て、健康な状態で出られればチャンスがあるんじゃないかなと思います。誰でもそうだと思いますけど、高い確率でセーフになる自信があれば行くべきですし、1個でも多くの塁を埋めるべきだと思う」と言った。
大谷が今季、盗塁を量産しているのは、右肘手術のリハビリ中であることが大きい。本来は二刀流なのに、打者に専念せざるを得ない。投手としての負担がない分、やれることを突き詰めた結果が走ることだった。キャンプでは走るフォームを見直し、走ることに注力した。
とはいえ、それ以上に大きいのは両親から受け継いだ血だろう。
父親の徹さんは社会人野球の強豪・三菱重工横浜の元選手。チームで一、二を争う俊足外野手で、試合では主に1、2番を打った。中学時代は陸上部に駆り出され、岩手県大会の3種競技(100㍍走、走り高跳び、砲丸投げ)で入賞したほどだ。