大谷翔平が証明 ドジャース強さの「本当の理由」 メジャー29球団から聞こえてくる溜息
ロッテからポスティングシステムで移籍の佐々木は初めてキャンプ地に姿を見せ、クラブハウスではロッカーが隣同士の大谷、山本と談笑。球場では軽めに体を動かした後、首脳陣や多くのチーム関係者を前にキャッチボールを行った。あすにもブルペン入りして投球練習を行う。
29球団のフロントが戦う前からタメ息をついているという。
このオフも後払い契約を連発し、ワールドシリーズを制した昨季の戦力がさらに厚みを増したドジャースに対してだ。
チーム本塁打233はトップのヤンキース(237)と4本差の30球団中3位。もともと強力な打線に加え、このオフはサイ・ヤング賞2度のスネル(32=前ジャイアンツ)、昨季9勝6敗、22セーブのスコット(30=前パドレス)、同7勝2敗、33セーブのイエーツ(37=前レンジャーズ)を獲得。強力な先発と他球団の抑え投手2人が加入したことで30球団中13位だったチーム防御率3.90は大幅に改善されそうな雲行きだからだ。
「故障で離脱していた先発のゴンソリン(30)とメイ(27)が戻ってくる見込みだし、戦力が厚くなったのは事実です。ただ、ドジャースの本当の強さは選手個々の能力の高さだけじゃない」と現地特派員がこう続ける。