大谷翔平が証明 ドジャース強さの「本当の理由」 メジャー29球団から聞こえてくる溜息
ドジャースは11日(日本時間12日)、キャンプインを当初予定の11日から12日に延期すると発表。広報部長は「10日の身体検査が11日に変更され、キャンプ初日は12日になる」と説明した。
キャンプインがずれ込んだものの、この日は大谷翔平(30)、山本由伸(26)、佐々木朗希(23)の日本人トリオが揃ってキャンプ地に姿を現し、上々の仕上がりを見せた。
エンゼルス時代の2023年以来2季ぶりに投打のリアル二刀流を目指す大谷はキャッチボールを行い、カットボール、スプリットなどの変化球を交えて10球以上を投げ込み、順調な回復ぶりを披露。直球に手応えを感じたのだろう。スタッフに球速を確認し、スピードガンで87マイル(約140キロ)を計測したと伝えられると、驚いた表情を見せながらも満足そうだった。
ブルペン入りして投げ込みを行ったのはメジャー2年目を迎える山本。デーブ・ロバーツ監督、マーク・プライアー投手コーチら首脳陣が見守る中、スプリット、カーブ、カットなどの変化球を含めて30球を投じた。カブス・今永昇太(31)との投げ合いも予想される3月18、19日の日本開幕シリーズに向けて調整は万全のようだ。