根尾昂
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ロッテ1位・藤原恭大は規格外 中学野球部“1日でクビ”伝説
最強大阪桐蔭で4番を張った藤原恭大(ロッテ1位・外野手・18歳)は中学時代、野球部を1日で“クビ”になっていた。 母校、豊中第五中学校で野球部顧問だった青木裕教諭(社会科)はこう話す。 「彼は外部のチーム(オール枚方ボ...
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ソフトB1位・甲斐野央がかなえた「父のもうひとつの夢」
「甲子園だけがすべてじゃない。もうひとつの夢があるやろ。それを絶対かなえてやる!」 大学3年の秋季大会で活躍した甲斐野央(投手・21・東洋大)は、父の有生さん(60)に力強く断言した。 有生さんは兵庫県の社高校出身。当...
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中日・根尾“14歳の冬”の悔恨と決意 野球一本に至る原体験
「文武両道」を体現する高校球児を輩出したのは、冬は雪深い岐阜県飛騨市。中日1位の根尾昴(内野手・18歳・大阪桐蔭)は、周囲を山々に囲まれた河合町(旧河合村)で育った。 母の実喜子さん(51)は自宅のすぐそばにある「国民健康保険...
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二刀流を早々に断念 中日ドラ1根尾昂「遊撃一本」の勝算
よくぞ決断したものだ。 中日にドラフト1位指名され、4日に仮契約を結んだ根尾昂(大阪桐蔭)。投打二刀流でプレーしていた根尾は、バットを手に記者会見に臨み、「高校1、2年のときに決めていた」と、遊撃一本で勝負する意思を明らかに...
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根尾獲得だけでは終わらない 中日は“岐阜シフト”で大成功
岐阜を治めた。 “1番人気”だった根尾昂(大阪桐蔭)は4球団が競合。当たりを引いたのは、中日の与田剛監督だった。抽選後は「絶対に外せないという思いだった」と安堵の表情。どこよりも早く指名を公言した「愛」が実った。 根...
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阪神は“忖度指名” ドラフト大迷走の裏に親会社の鶴の一声
ドラフト1位指名が有力視されていた根尾昂(大阪桐蔭)を直前で回避し、藤原恭大(同)を1位指名した阪神。しかし「くじ引き役」の矢野燿大監督(49)がロッテ、楽天との3球団競合の末にこれを外すと、外れ1位でも4球団競合となった辰己涼介(...
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ドラフト1番人気 大阪桐蔭・根尾は走行守投それぞれに欠点
今年の1番人気は間違いない。 中日をはじめヤクルト、巨人が1位指名を公表した大阪桐蔭の根尾昂投手兼内野手。1年時からプロに注目され、投手として150キロの剛速球を投げる。おまけに勉強もできる優等生。副キャプテンとしてチームを...
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メジャー評価は根尾より上 小園海斗の身体能力はケタ違い
直前に急浮上したのが報徳学園・小園海斗だ。 ソフトバンクは24日、王球団会長が「1位は小園で決まった。運動能力、守り、打撃もいい」と遊撃手としての能力の高さを評価したという。ソフトバンクがドラフト前に公表するのは珍しい。根尾...
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ロッテが1位公言 大阪桐蔭・藤原恭大は“脱金属打ち”が課題
ロッテがドラフト1位指名を公言した藤原恭大(大阪桐蔭)。大学・社会人を含めてもナンバーワン外野手との呼び声が高く、ロッテ以外の球団も1位候補に挙げている。 さるセ球団のスカウトは、「肩は強いし、足も速い。将来、チームの中心選...
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吉田輝星なぜか“人気薄”も…投手No.1の高評価は変わらず
すっかり影が薄くなってしまった甲子園のヒーローといえば、吉田輝星(金足農)だろう。 複数球団の競合どころか、西武の一本釣り、あるいは外れ1位じゃないか――と言われている。少なくとも、ドラフト前日の24日の時点で、吉田の1位指...
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巨人が根尾で楽天は野手 前日1位公表は吉田輝星への“謝罪”
巨人が24日、大阪桐蔭・根尾を1位指名することを公表した。スカウト会議後、長谷川スカウト部長は「1位は根尾でいきます。(原)監督も含めて映像を全員で確認していただいて、明日はどんなことがあっても根尾でいくと決めました」と明言した。 ...
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阪神は根尾1位有力も…土壇場で即戦力投手に転換の可能性
「すでに逃げ腰だ。どうなるか分からんよ」 パ球団のスカウトがこう言った。 23日にはヤクルトが1位指名を公表、大阪桐蔭の根尾に最多で7球団が競合するとみられているが、「阪神は同じ大阪桐蔭の藤原も1位候補に残している。他...
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根尾昂には捕手さえこなせるセンス・柔軟性・頭脳がある
5球団重複とも、6球団重複ともいわれる根尾昂。それだけの実力と将来性大アリとみている。もちろん、打者としても投手としても、超高校級の能力を発揮するプレー自体も見事だが、それ以上に高く評価したいのは、人間ばなれしたタフな心身だ。 ...
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小園海斗のバッティングの本質は「ホームラン打者」だ
藤原恭大同様、素晴らしいプレースピードを持った遊撃手だ。タイミングがハマった時の打球処理と送球のスピードには、思わず見とれてしまう。素晴らしいスーパープレー、ファインプレーの期待もふくらむが、「もろ刃の剣」として、スピードのある選手...
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藤原恭大の「走者を走らせない」スローイングは希少価値
バッティングさえ、木製バットに対応できるようになったら、「1番センター」は10年心配なし。そういう選手だと思う。 本人は<足>にいちばん自信を持っているようだが、私には強肩と守備ワークが強烈な印象になっている。いつでもカット...
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根尾に指名集中する隙に…西武が吉田輝星の“一本釣り”画策
今夏の甲子園で準優勝投手に輝いた吉田輝星(金足農)といえば、一時期は「ドラ1指名間違いなし」といわれた逸材。大会中から巻き起こった「金農フィーバー」もあり、全国にその顔と名前が知れ渡った。 それが二刀流の根尾(大阪桐蔭)人気...
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"編成全権"のお墨付き 巨人・原監督「根尾1位」本当の狙い
巨人は23日、都内で記者会見を開き、3度目となる原辰徳監督(60)の復帰を正式に発表した。 会見には今季まで3年間チームを率いた高橋由伸前監督(43)、山口寿一オーナー(61)も同席。原監督は「スポーツの原点はノビノビと楽し...
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巨人が2位で狙う"隠し玉" 大阪ガス近本に「打つ重信」の評
巨人が25日のドラフト上位で指名する選手が判明した。 1位は大阪桐蔭の根尾昂が最有力。そして、「2位」候補に浮上したのが、左投げ左打ちの外野手、大阪ガスの近本光司(24)だ。 今夏の都市対抗野球で21打数11安打、1...
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根尾外れリスク回避へ 吉田輝星に「ドラフト1番人気」の目
今年のドラフトで「1番人気は確実」といわれるのが根尾昂(大阪桐蔭)。1位指名を公表した中日を筆頭に巨人、阪神、楽天、日本ハム、ソフトバンク、ロッテ、オリックスなどの競合が予想されるが、実際に交渉権を獲得できるのは1球団だけだ。外れた...
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吉田輝星“一本釣り”画策か 西武だけ調査書未提出のウラ側
1週間後のドラフトでぶっ千切りの1番人気になりそうな根尾昂(大阪桐蔭)に比べ、「ひょっとしたら入札はゼロ、外れ1位かもしれない」という声すら出始めたのが吉田輝星(金足農)だ。 10日にプロ入りを表明したものの、かつて「好きな...
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矢野監督誕生も…阪神の懸念材料は新オーナーの“現場介入”
「これで新オーナーの顔がつぶれずに済みますね」 こう漏らしたのは在阪テレビの関係者だ。 阪神から監督就任の要請を受けていた矢野燿大二軍監督(49)が15日、球団事務所で会見を開き、正式に受諾する意向を明かした。 ...
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金足農・吉田輝星は松坂より上 “高校ビッグ4”は誰が買いか
25日にプロ野球のドラフト会議を迎える。8月終わりに高校日本代表と大学日本代表の壮行試合をテレビ解説し、高校生の4人が抜けていると感じた。 今年一番とみているのは、金足農の吉田である。甲子園の初戦から4試合連続2ケタ奪三振を...
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吉田輝星ラブコールが一転…楽天が根尾に“心変わり”の理由
10日にプロ志望を表明した金足農(秋田)の152キロ右腕・吉田輝星(18)と“相思相愛”とみられているのは巨人に限らない。“地元”東北に本拠地を置く楽天もしかりだ。 石井一久GMは「ぜひ東北でプレーしていただければ。秋田から...
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吉田輝星プロ表明も巨人は指名回避か 原新監督で不透明に
今夏の甲子園準優勝投手で金足農(秋田)の152キロ右腕・吉田輝星が10日、秋田市内の同校で会見に臨み、プロ志望を表明した。 甲子園終了後に好きな球団を問われた際、「巨人が好き。行きたいです」と発言。この日もそれを聞かれたが、...
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吉田輝星1位は2球団程度か “特A”不足で各球団リスク回避も
今夏の甲子園準優勝投手で金足農(秋田)の152キロ右腕・吉田輝星(18)が10日、秋田市内の同校で会見に臨み、プロ志望を表明。「プロの世界に入れるのであれば、チームは関係なく、どの球団に行っても努力していきたい」と12球団OKの姿勢...
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大学社会人は枯渇 吉田輝星プロ表明で“ドラ1”は高校生席巻
「今年は不作だね。1位で評価できるのは12人に満たない。10人いるかどうかだよ」 ドラフト会議(10月25日)が2週間後に迫る中、各球団のスカウトはこう言って頭を痛めている。 1位指名が濃厚といわれているのは、高校生で...
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巨人ドラ1吉田から根尾へ “原独裁体制”は就任前から始まる
さっそく「第一手」を打ってきた。 巨人・高橋由伸監督(43)の今季限りでの辞任が決まり、後任には原辰徳前監督(60)が内定している。山口寿一オーナーは「(見直しは鹿取)GMも含めて。ドラフト会議には新しい体制で臨みたい」とし...
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ドラ1候補 報徳学園・小園の4失策を真に受けてはいけない
だれが言ったか知らないが、ドラフト1位候補・小園海斗(報徳学園)の評価が落ちていると聞いた。 宮崎で行われたU18の韓国、台湾戦で計4失策。日本代表にとって重要な試合で、失点につながる致命的なエラーをしたことがマイナスらしい...
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金農元監督が吐露…吉田輝星には「大学進学を勧めたい」
「後悔しない道を選びたい。あっち(秋田)に帰って、しっかり決めます」 去る2日、福井国体で高校最後の登板を終えた金足農の吉田輝星は、進路についてこう言った。当初は八戸学院大への進学が既定路線だったが、夏の甲子園での大活躍によっ...
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阪神ドラ1に根尾浮上 金本監督とフロントに吹く“すきま風”
投打二刀流の活躍に、ネット裏で視察した阪神のスカウトはさぞ、ホクホクだったに違いない。 1日に行われた福井国体・下関国際戦で、大阪桐蔭の根尾昂が「5番・投手」でスタメン出場。投げては自己最速タイの150キロをマークするなど5...