巨人が2位で狙う"隠し玉" 大阪ガス近本に「打つ重信」の評
巨人が25日のドラフト上位で指名する選手が判明した。
1位は大阪桐蔭の根尾昂が最有力。そして、「2位」候補に浮上したのが、左投げ左打ちの外野手、大阪ガスの近本光司(24)だ。
今夏の都市対抗野球で21打数11安打、1本塁打、5打点で打率.524をマーク。首位打者とMVPにあたる橋戸賞を獲得し、チームの初優勝に貢献した。平凡なゴロを内野安打にしてしまう50メートル5秒8の俊足が武器。身長170センチと小柄ながら、本塁打を打つパンチ力も併せ持つ。
兵庫県の淡路島出身。社高では投手兼外野手で、関学大に進み外野手に専念した。2年秋からリーグ戦に出場。肩や肘の故障で、目立った活躍はできなかったものの、大阪ガスへ入社すると、俊足巧打でプロのスカウトに注目される存在になった。
「足が速い。タイプとしては、巨人の重信の打撃を良くした感じ。順位は3位前後でしょう」と、パのスカウトは言うが、巨人は1位級の評価。大活躍した都市対抗後に上位候補に急浮上した。