阪神ドラ1に根尾浮上 金本監督とフロントに吹く“すきま風”

公開日: 更新日:

 投打二刀流の活躍に、ネット裏で視察した阪神のスカウトはさぞ、ホクホクだったに違いない。

 1日に行われた福井国体・下関国際戦で、大阪桐蔭の根尾昂が「5番・投手」でスタメン出場。投げては自己最速タイの150キロをマークするなど5回無失点、打っては逆方向に特大の高校通算32号本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

 この根尾は今月25日に行われるドラフト会議で、1位指名が確実視されている。9月のU18後には「両方をやるにしろ、どっちかに絞るにしろ、レベルアップしないと」と二刀流継続にも意欲を見せており、中日などの指名が有力視される中、ここにきて阪神が1位指名を検討していることが判明した。

 9月26日に親会社の阪神電鉄で行われたオーナー定例報告会。坂井オーナーや球団幹部が出席し、根尾を高く評価する声が出たというのだ。

■金本監督は即戦力投手を要望

 親会社内には甲子園で活躍したスター選手を獲得したいという声があり、早い段階で根尾と同じ大阪桐蔭の藤原恭大の1位指名が浮上していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇