吉田輝星ラブコールが一転…楽天が根尾に“心変わり”の理由
10日にプロ志望を表明した金足農(秋田)の152キロ右腕・吉田輝星(18)と“相思相愛”とみられているのは巨人に限らない。“地元”東北に本拠地を置く楽天もしかりだ。
石井一久GMは「ぜひ東北でプレーしていただければ。秋田から東京に行く前に仙台があるので、立ち寄っていただければ。そのまま通過して東京に行っちゃうかもしれないし、何とか仙台で降りていただきたい」と話していた。
楽天には吉田が「憧れ」と言う則本昂大(27)が在籍。則本は身長178センチ、82キロと、プロ野球選手としては小柄な体格ながら、2年目から今季まで5年連続で奪三振王に輝いた。吉田も身長176センチ、82キロと似たような体格。そのため、暇さえあれば則本の投球映像を繰り返し見ては、フォームを研究しているという。
■「主将タイプの人間がいない」とスカウト部長
楽天はしかし、吉田ではなく根尾を指名するとの報道があった。それなら吉田から根尾に乗り換えたのか。
「楽天が何より欲しいのはショートだと聞きました。つまり、茂木栄五郎がアテにならないのでしょう」と、在京球団のスカウトがこう続ける。