自民党
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熟議どころか、はぐらかし…「民主主義ごっこ」の国会に国民の苛立ち
与党過半数割れの国会が始まったが、何を聞いても通り一遍の石破首相の答弁に野党も攻めきれないもどかしさ。折しも野党議員と民衆が身を賭して民主主義を守った韓国との緊張感の違いに愕然。 ◇ ◇ ◇ 答弁する姿を見た国...
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辻元清美議員は「まるで別人」と…孤独の石破首相、口を開けば失望ばかり
臨時国会での代表質問が始まったが、石破答弁は裏切りの連続だ。総裁選からの変節、「政治とカネ」の後退でハッキリした自民党首相の限界。外交舞台でもパッとせず、動静も会食なしで仲間内と打ち合わせ。石破色は褪せ、これで加速化する一方の日本の...
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「冷戦後も発注減らさないで…」三菱重工会長が93年10月、防衛庁長官に要請した
1989年12月、ソ連のミハイル・ゴルバチョフ書記長と米国のジョージ・H・W・ブッシュ大統領が地中海のマルタ島で会談し、冷戦の終結を宣言した。 翌年4月9日の衆議院予算委員会。当時は野党だった公明の市川雄一議員が、首相の海部...
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石破首相はここでも変節…亡国のマイナ保険証をめぐる大混乱はこれから始まる
河野前大臣がいきなり言い出した紙の保険証廃止が現実となった。東京新聞の取材で、そのデタラメの一端が明らかになっているが、最後まで説明がない紙との併存を拒否する理由、新たなカードを持ち歩く時代錯誤、その裏に見え隠れする利権など、見直し...
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旧安倍派「裏金づくり」都府県連にも蔓延…“いわくつき会長”の収支報告書に不記載続出の仰天
自民党の裏金体質はやっぱり筋金入りだ。総務省や各都道府県選挙管理委員会が2023年分の政治資金収支報告書を公開。裏金づくりの温床となっている政治資金パーティーをめぐり、自民の6都府県連で不記載があったことが判明した。そのうち、4都府...
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いい気なものだ、この連中…誤魔化しの石破、ニタニタの岸田、恍惚の菅
政治とカネの形だけ改革、毎度お馴染みのデタラメ補正、こんなもんでやってるふりの自民党。今だけ金だけ自分だけだから、歴代首相も庶民の怒りや苦しみを尻目にお気楽だ。 ◇ ◇ ◇ 先の衆院選で自公両党が少数与党に転落...
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岸田前首相が石破首相に口出しSNS《おまいう》…政権ブン投げ時「一兵卒」宣言が早くも親分気取り
《主客転倒》《どっちが親分なんだ》……。 石破茂首相(67)が28日、岸田文雄前首相(67)の議員会館事務所を訪問。約40分の会談で、岸田氏が立憲民主党などが求めている企業・団体献金の禁止に応じるべきではないとの考えを伝えた―...
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政倫審から逃げていたのに一転…安倍派裏金議員「参院27人」全員出席希望の噴飯と逆効果
自民党派閥の裏金事件をめぐり、政治資金収支報告書に不記載があった参院議員が政治倫理審査会での説明を求められている一件。ほんの3日前まで自民党は「誰も出席の意向を示していない」と逃げていたのに、一転「我も我も」で、結局27人全員(離党...
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自民裏金議員は“斎藤騒動”の長期化を期待? 参院政倫審の開催目前、斎藤元彦知事を巡る公選法違反疑惑で霞む
「もう詰んでいるよ」「いやボランティアで手伝っただけだ」――。17日の投開票日から間もなく2週間。兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事(47)を巡る公職選挙法違反疑惑の混乱が今もなお続いている。 斎藤知事は「代理人弁護士に...
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理念よりも数合わせ…「103万円の壁」迷走、税を政争の玩具にするな
「103万円の壁」引き上げを早々と所信表明する石破首相。何十年も放置してきたのだから、見直しは当然だが、理念・理屈は後回しで、まずは数を補う政局優先。 かくて権力亡者たちが政治を歪める典型例になる懸念。 ◇ ◇ ...
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岸田前首相は“再登板”に虎視眈々? 新議連立ち上げ、旧派閥落選組と頻繁会合の狙い
「政治とカネ」で退陣したのがよほど悔しかったのだろう。岸田文雄前首相がうごめき始めた。 22日、新しい議員連盟「資産運用立国議連」を立ち上げて会長になった。資産運用は首相時代に掲げた政策で、個人投資を促す「新NISA」や「iD...
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何から何まで「邪」の極み 見たこともない延命バラマキ亡国補正予算
規模だけ膨らませた選挙用大風呂敷に役所が肉付けした補正の「中身のなさ」には息をのむ。庶民から金だけふんだくり、経済を破壊させ、その場しのぎのバラマキでごまかす無能と悪辣。そんな与党延命に力を貸し、細部も詰めないまま、賛成を約束した裏...
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共産党で国対委員長28年の穀田恵二氏に聞いた 野党、国会のあるべき姿と後輩議員に望むこと
今回、直撃したのは、先月の衆院解散で引退した共産党の重鎮。テレビの討論番組でもおなじみだ。国会対策委員長を28年務め、与野党問わず幅広い人脈を持つ。永年在職25年表彰の際は、自民党の伊吹文明元衆院議長や二階俊博元幹事長らがお祝いに駆...
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総選挙の争点は103万円ではなく裏金一掃 もうすぐ割れる国民民主党の正体
先の選挙は裏金と統一教会に代表される安倍政権以降の不正と堕落、モラル崩壊と国民愚弄への有権者の断罪だった。愚にもつかない生煮え税制見直しと企業・団体献金温存で自民党政治が存続なら、世紀の詐欺。 ◇ ◇ ◇ 自民...
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石橋湛山を研究するのではなく実践せよ! “孫弟子”田中秀征が説く真意、世襲政治への危機感
歴史に「もし」はないが、長引く経済低迷と政治不信が渦巻く今の日本で「石橋湛山が首相ならどうするか」との問いは示唆に富む。戦前は反骨のジャーナリスト、戦後はリベラル派を代表する政治家として首相に上り詰めた湛山は、なぜ再評価されているの...
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どう言い繕っても国民民主党は裏金自民党の補完勢力だ 違うというなら消費税を下げてみろ
権力亡者がこうして、与党に組み込まれていく典型例を見るようだ。「政策ごとに」なんて言っているが、だったら、消費税を下げ、インボイスを廃止し、それを当初予算の条件にする度胸があるのか。権力維持しか 頭にない自民の丸のみ無節操にも呆れる...
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東京都連でも!収支報告書の不記載発覚…自民党こそ「インボイス制度」を導入するべき
東京都選挙管理委員会が21日に公表した2023年分の政治資金収支報告書で、自民党東京都支部連合会(都連)が、20万円を超えるパーティー券を購入した3団体258万円分について収支報告書に記載していなかったことが分かった。 政治...
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中野洋昌は公明党の“生き残りエース”、次世代の「飛車角」を失うもポスト死守
2012年の第2次安倍政権以降、国交相は公明党の指定ポストだ。何もなければ前任の斉藤鉄夫の続投だったろうが、衆院選で石井啓一前代表がまさかの落選。斉藤が後任の代表に就くことになり、第2次内閣で中野にお鉢が回ってきた。 46歳...
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伊東良孝は総裁選で汗かき初入閣、エレキギターと美術に傾倒するコワモテ
石破内閣で初入閣。今月24日に76歳を迎える閣内最年長だが、「たくさんの優秀な皆さんがいるので、負けないように頑張っていきたい」と意気軒高だ。 「今年は国が地方創生の取り組みを本格化してから10年の節目。初代地方創生相を務めた...
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怪しい連立で自民延命…「103万円」で国民が失ったとてつもないもの
案の定、「ゆ党」の本領発揮で、まんまと事実上の連立入りの国民民主。103万円の財源は庶民にツケ回しし、過半数にめどをつけた石破自民。これで企業団体献金もそのまま。腐敗堕落政党が温存、デタラメ経済政策存続では何のための総選挙だったのか...
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自民「政策活動費」廃止は“やってる感”のエセ政治改革 裏金の“入り口”「企業・団体献金」には手をつけず
「自民 政策活動費廃止へ」──。メディアが一斉にこう報じた。政党から政治家個人に支出され、使途公開義務のない「政策活動費」について、自民党の政治改革本部が19日、「廃止」を打ち出す方針を確認。政治資金規正法再改正の自民案として、21日...
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城内実経済安保相がコソコソ政治資金パーティー開催 「閣僚は自粛」の大臣規範ガン無視
早速、第1号だ。城内実経済安保相が20日、都内で政治資金パーティーを開いた。10月1日に石破内閣が発足して以降、閣僚によるパーティーは初めてとみられる。 会場のホテルニューオータニの宴会場に集まったのは、約800人。城内氏が...
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自民-立憲「大政翼賛会」への最大の対案は「石橋湛山主義」政権だ
石破茂首相の少数与党政権が早晩、運営に行き詰まるのは目に見えていて、早ければ来年3月末に衆院で来年度予算案が通るか通らないかという問題として現実化する。それは分かりきっているから、自民党としては国民民主党との「部分連合」による引きつ...
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これで景気が回復するわけじゃない…「103万円の壁」という巧妙な目くらまし
経済対策はあたかも「103万円の壁」が実現するかどうかにかかっているかのような報道だが、雀の涙の手取りが増えたところで、何も変わりゃしない。どこかで増税の辻褄合わせ、防衛費は青天井、法人税は野放し、円安放置、抜本的な経済対策は先送り...
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自民裏金議員12人が“ドサクサ復権”の仰天! 党役職抜擢の全員が政倫審での弁明は拒否した面々
これほど「適材適所」という熟語を自在に操る組織はない。自民党は先週15日の総務会で役職人事を決定。国民民主党の玉木代表の不倫スキャンダルが炸裂するなどのドサクサに紛れ、旧安倍派の裏金議員を12人も起用したからア然だ。 裏金1...
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福岡資麿厚労相に問われる“厚労族ホープ”としての真価…地元佐賀では「まろ3世」と呼ばれる御曹司
自民党厚労族のホープとされ、党厚労部会長を2度務めた。今年1月に派閥裏金事件を受け、所属先の茂木派を退会。先に退会を表明していた青木一彦参院議員と行動を共にした格好だ。 「茂木派は伝統的に参院側の結束が固く、青木さんは『参院の...
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鈴木馨祐法務大臣“スネ傷エリート”の女・カネ・カルト…28歳で小泉チルドレン、「麻生枠」で初入閣
長いものには巻かれる男だ。世論だけでなく、自民党応援団の経団連も早期実現を求めている選択的夫婦別姓導入をめぐり、初入閣した途端に後ずさり。これまで賛成してきたのに、「国会議員の間で議論いただき、広く国民の理解が進んでいくことがまずは...
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相変わらず「政治とカネ」にケジメなし この政権は臨時国会も乗り切れまい
自民党の政治資金規正法改正の原案を朝日新聞が報じていたが、その中身のなさ、覚悟のなさ、緊張感のなさに唖然だ。総選挙前に裏金議員にも渡した2000万円問題も蒸し返され、103万円の壁も五里霧中。いよいよ世紀の短命内閣へ一直線。 ...
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庶民はごまされたらダメだ 手取り増程度ではどうにもならない日本の長期低迷
自公国が所得の壁の議論を始めるらしいが、ガソリン補助や生活困窮者への一時金でこの低迷経済が反転するわけがない。デフレからの脱却を言う一方、物価高対策をバラマく支離滅裂、少子化を放置し、半導体も付け焼き刃、積年のデタラメをチンケな所得...
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「石破×トランプ会談」実現暗礁で透けるシゲル・パッシング…対米外交の前途にも暗雲
せっかくの晴れ舞台に暗雲が垂れ込めている。石破首相は15日(日本時間)、APEC首脳会議に出席するため、ペルーに到着。16日にはバイデン米大統領や中国の習近平国家主席との初会談に臨む。ブラジルで開かれるG20首脳会議に出席した後、2...