今日の新刊
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「幻の東京五輪・万博1940」夫馬信一著
1940年に東京オリンピックが開催されるはずだったことが最近話題になっているが、実はこれは〈紀元2600年〉の記念事業として行われる予定だった。しかも、日本で初めての万国博覧会と冬季オリンピックも開…
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「拳銃伝説」大橋義輝著
1930年11月14日、東京駅で浜口雄幸首相が狙撃された。暗殺は未遂に終わったが、浜口はケガがもとで死亡した。 浜口を撃ったモーゼル拳銃は、清王朝の皇族で東洋のマタ・ハリとよばれた川島芳子の…
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「100歳夫婦力!」本岡典子著
吉田信さんは取材時102歳、妻のツルさんは同104歳、百寿夫婦だ。 しかし、福島第1原発事故で避難し、信さんがリハビリのために特別養護老人ホームにいるため、現在は別居状態。シベリア抑留から帰…
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「成功者は、だから努力をせずにセンスを磨く」梅中伸介・岡本のぞみ・井上真規子著
成功者は小手先のビジネススキルを磨くより、若い頃から人間力を磨いてビジネスセンスを身につけてきた。重要なのは飛び抜けたアイデアを生み出すセンスを磨くことだ。例えばアキレスの〈瞬足〉シリーズは、全力で…
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「中東の現場を歩く」川上泰徳著
アラブの若者が大挙して〈イスラム国〉に行くのを、洗脳されているからだとか、現実に絶望しているからだとするのが欧米やアラブ諸国の見方だが、そんなことで何万人もの若者が動くことは考えられない。 〈…
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「逆島断雄と進駐官養成高校の決闘」石田衣良著
逆島断雄の家はかつては日乃元皇国の皇室を守る近衛四家のひとつだったが、父の逆島靖雄中将が軍令違反で逆賊とされてから没落した。だが、真実は謎に包まれている。進駐官養成高校に通う断雄はある日、同級生で同…
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「戦う民意」翁長雄志著
辺野古基地移設問題で沖縄は政府と対立している。政府は沖縄に海兵隊が駐留することが中国に対する抑止力になると主張するが、アメリカは海兵隊のグアム移転を考えていて、沖縄でなくてもかまわないことになる。海…
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「幕末明治異能の日本人」出久根達郎著
勤倹節約で知られる二宮金次郎は、〈奇智〉の人でもあった。広大な竹林を金をかけずに畑にしたいと相談され、無料でタケノコ掘り放題と触れまわったら、村人が大喜びでタケノコを掘った。その穴に山芋を植え、今度…
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「無戸籍の日本人」井戸まさえ著
著者は再婚後に出産し、市役所に出生届を提出しに行った。そのとき、民法の規定で、離婚後300日以内に生まれた子どもは前夫の子とされることを知った。著者が離婚する以前から前夫とは別居していることを説明し…
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「海洋大異変」山本智之著
現在、絶滅危惧種に指定されているニホンウナギ。漁獲量が激減しているが、その原因は乱獲と〈河川環境の悪化〉だという。河川をコンクリートなどで人工護岸化したうえ、堰や水門、ダムなどを造って川を分断したた…
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「上を向いたら歩けない」 横山直樹著
現在、日本では格差の拡大が社会問題になっている。従来、株式会社は資本主義の象徴とみなされて、格差を生み出すメカニズムのように考えられてきたが、実際は株式会社は階級対立の発生を緩和する役割を担ってきた…
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「スチールラックのすごい収納」Emi著
「とりあえず家具」の印象があるスチールラックは、棚板1枚当たり耐荷重が100キロ以上あるので、収納に使うと便利。例えば、ハンガーポールを付けると洋服を掛けられるので、使いにくい部屋をクロゼットに変身さ…
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「フェイバリット・シングス」村崎友著
六呂田録郎は推理作家。自分と同名の私立探偵が主人公の小説を書いている。 締め切りが迫ったある日、愛犬を散歩させているとき、女子大生っぽい女になぜかテレビの配線を頼まれた。その夜、突然、頭の半…
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「2020 狂騒の東京オリンピック」吉野次郎著
新国立競技場の建設をめぐる騒動があったが、これは、明治天皇をしのぶために造られた神宮外苑にある国立の施設ということで、思い入れが強いということが足かせになっている。 また、スポーツは心身を鍛…
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「政治家・橋下徹に成果なし。」薬師院仁志著
大阪維新の会は自分たちの実績を紹介するとき、橋下市長就任以前から大阪市債残高の漸減は始まっていたのに、自分たちの実績に見せるなどの情報操作を行っている。 また、経済苦の女子高生が私学助成を訴…
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「美麗島紀行」乃南アサ著
1544年にポルトガル船が台湾を〈発見〉したとき、そこにはマレー・ポリネシア系の部族が先住していた。多民族多言語の住民が暮らす台湾には統一政権がなかったのだが、その後、スペイン、オランダ、日本、中国…
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「私たちはどこまで資本主義に従うのか」ヘンリー・ミンツバーグ著 池村千秋訳
1989年、東欧の共産主義体制が倒れ始めたとき、西側諸国の有識者は資本主義が勝利したと言ったが、そうではない。共産主義体制の国々は政府セクターに権力が過度に集中し、バランスを欠いていたが、西側諸国は…
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「ポンコツ探偵の名推理」滝田務雄著
八房文次郎は腕利きの刑事だったが、大物政治家・久丸の脱税事件捜査で3年前、警察を辞めさせられた。 すっかり落ち込んでいた八房に、皮肉にも久丸と再会する機会がめぐってきた。 元部下の鍋…
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「キッチン戦争」樋口直哉著
フレンチレストランで働く葉月は、ある日オーナーに呼ばれて、自分が料理コンクールの1次選考を通過したことを告げられる。葉月は応募していなかったが、シェフの荒木のアドバイスでつくった料理を、オーナーが葉…
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「チューリップ」ダシール・ハメット著、小鷹信光訳
いつものように目覚めたマーガレットは、階下に下りて黒ずくめの男が台所から出ようとしているのに気づいた。男は留守の夫ガイに、レオニダス・ドウカスがホテルで待っていると伝えろと言って去った。マーガレット…