「成功者は、だから努力をせずにセンスを磨く」梅中伸介・岡本のぞみ・井上真規子著

公開日: 更新日:

 成功者は小手先のビジネススキルを磨くより、若い頃から人間力を磨いてビジネスセンスを身につけてきた。重要なのは飛び抜けたアイデアを生み出すセンスを磨くことだ。例えばアキレスの〈瞬足〉シリーズは、全力でコーナーを曲がっても転ばない靴がコンセプト。左回りのトラックを走るために、ふつうは左右対称のソールを、左足は外側に、右足は内側に滑り止めをつけるという画期的なアイデアを思いついたのが、成功につながったのだ。

「どんな提案でも『それは面白い!』と無邪気に賛同してくれるイエスマンを集めて、構想を練る」(稲盛和夫)など成功者の言葉と、成功の秘訣を教えてくれる一冊。(マルコ社 1300円+税)


【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情