W杯アジア2次予選ミャンマー戦のスコア2-0は大いに不満
カタールW杯アジア2次予選の初戦となったミャンマー戦は、日本が29本のシュートを放ったのに対してミャンマーは2本のみ。CKは日本が14回でミャンマーはゼロだった。危なげない試合運びで勝ち点3をきっちり稼いだと言えるだろう。
しかしながらスコアは2―0だった。これに満足している選手は一人もいないだろうし、もちろん私自身、大いに不満である。ミャンマー戦の5日前に行われたキリンチャレンジ杯のパラグアイ戦もそうだった。前半に2点を取り、後半はどんな攻撃の形を見せてくれるのか? いつ追加点を奪って試合の行方を決してくれるか? が見どころだったのに結局、チャンスを量産しながらもスコアを重ねることはできなかった。サポーターの方も消化不良感が残ったんじゃないかな?
日本の攻撃は、せっかく両サイドを深くえぐりながら、最後のクロスが味方選手に合わなかったり、シュートを打ち切れないで終わるというシーンが少なくなかった。相手が自陣ゴール前に張りついて守る限り、両サイドから崩そうとしても、そう簡単にゴールを決めることはできない。