ボリビア戦ではFW鈴木武蔵と俊敏系MFをフィットさせて
22日のコロンビア戦は0―1とスコア上は惜敗だった。森保ジャパンは時間帯によっては互角以上の展開を見せ、MF中島やMF堂安は何本も惜しいシュートを放った。 しかし、試合が終わった後、どうにもこうにもスッキリ感がなかった。
攻撃を仕掛ける場面は多かったが、コロンビアのDF陣が「ゴールを決められそうだ!」と脅威を感じるような攻撃ではなかったからである。後半20分に先発FW鈴木武蔵がMF香川と交代。ポストプレーヤーがいなくなるとピッチ上には「スペースに流れてチャンスメーク」するタイプの選手ばかりとなった。
日本は0―1で負けていた。何をすべきか? 誰でも分かることである。ゴールを決めて同点に追い付き、そして逆転ゴールをアグレッシブに狙っていくことだ。
逃げ切りたいコロンビアの選手が、一番嫌がる選手のタイプは? それは一本のスルーパスを受けてシュートに持ち込む選手だったり、セットプレー時に迫力を増す屈強なFWだが、ピッチには「チョコマカ動き回るのが大好きな小柄で俊敏な選手」がズラリ。
26日のボリビア戦では鈴木をフルに使ったらどうか? あれだけのフィジカルとスピードを使わない手はない。彼とチョコマカ俊敏系選手をフィットさせる――。森保采配に期待したい。
(構成=本紙編集部)