東京五輪代表戦士たちの現在地
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当落線上のCB町田浩樹「非常に高い壁だけど挑んでいく」
中田浩二(鹿島CRO)、内田篤人(JFAロールモデルコーチ)、植田直通(ニーム)……。過去の五輪には毎回のように常勝軍団・鹿島のDFがいた。 【写真】この記事の関連写真を見る(17枚) …
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大迫敬介「積み上げてきたものをピッチ上で表現したい」
「大迫」といえば、半端ないFWの大迫勇也(ブレーメン)が真っ先に思い浮かぶが、東京五輪に挑むU-24日本代表には<もう1人の大迫>がいる。2017年12月のチーム発足時から正GKに君臨してきた大迫敬介…
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橋岡大樹 万能型DFが東京五輪メンバー滑り込みに王手
酒井宏樹(浦和)らオーバーエージ(OA)参戦で、U-24世代DF陣のサバイバルレースが熾烈を極めている。 酒井と同じ右SBを本職とする橋岡大樹は、2021年2月からベルギーに赴いた国際経験と…
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谷晃生「東京五輪の大舞台は目指さないといけない場所」
東京五輪に挑むメンバ ー選考の中で、最大の激戦区の一つと言われるのがGK。今回呼ばれている4人は、全員がJ1で定位置を確保している精鋭揃いだ。その中で国際経験に秀でるのが谷晃生。彼は久保建英(ヘタフ…
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林大地「何が何でも決めるって気持ちは常に持っている」
本田圭佑(ネフチ・バクー)、昌子源(G大阪)、鎌田大地(フランクフルト)。日本代表で活躍した面々に共通するのは「ガンバ大阪ジュニアユースからユースに上がれなかった選手」。 【写真】この記事の関…
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「当落線上の男」三好康児がジャマイカ戦で存在価値を示す
東京五輪に向けた日本代表が本格始動した2018年からエースナンバー「10」をつけ、チームをけん引してきた三好康児(アントワープ)。 しかし、2021年6月は「10」を堂安律(ビーレフェルト)…
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旗手怜央 PLで甲子園準Vの父から強靭メンタルを引き継ぐ
「A代表との試合(6月3日=札幌)では左サイドバック(SB)、ガーナ戦(同5日=福岡)ではトップ下。どこをやっても『あれは旗手怜央だな』と思われるようなプレーをしたいです」 昨季2冠の川崎でワ…
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中山雄太は真面目な青年 地道にコツコツ前進を続けていく
「A代表の主将が来るってことで(U-24代表でずっと主将だった)僕より適役だということは分かっていた。自分は彼らとのパイプ役をしっかり担っていきたい」 森保一監督が、2017年12月に東京五輪…
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相馬勇紀「五輪は高校3年からずっと目指していた場所」
「今回の代表活動は、誰もが分かるように五輪直前のサバイバル。得点シーンのガッツポーズは映像を見て『やっていたんだな』と思いました」 5日のU-24ガーナ戦。吉田麻也(サンプドリア)らオーバーエ…
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田中碧「世界の高レベルの相手とサッカーできればいい」
「正直、今までの人生で一番悔しかった」 近未来の日本代表主力ボランチと言われる田中碧(川崎)は、3日の”兄弟対決”の苦杯が頭から離れなかった。その悔しさを脳裏に焼き付け、中1日でU-24ガーナ…
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上田綺世は東京五輪の先に「5大リーグで活躍」の夢を見る
「代表でも鹿島でも持ってる力は同じ。全力を出しつつ、自分の引き出しを増やしたい」 U-24日本代表のエースFW最有力候補の上田綺世(鹿島)は、最終選考の場となる2021年6月のガーナ、ジャマイ…
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前田大然「東京五輪で活躍したんだよ」と娘に自慢したい
オーバーエージ(OA)枠の大迫勇也(ブレーメン)の招集こそ見送られたものの、A代表経験者の上田綺世(鹿島)らがひしめくU-24日本代表FW陣。このポジションを虎視眈々と狙っているのが、今季J1・9得…
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三笘薫 代表当確も焦燥感「1秒たりともムダにはできない」
大卒新人だった昨季J1で30試合出場・13ゴールを叩き出し、ベストイレブンにも名を連ねた三笘薫。 2年目のジンクスに苦しむ選手が多い中、今季もここまで20試合出場・8ゴールという目覚ましい働…
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冨安健洋「冨安ここにあり」示すチャンス、メダル獲得が鍵
2019年アジア杯(UAE)から吉田麻也(サンプドリア)との鉄板CBコンビを結成してきた。 4月28日の2022年カタールW杯アジア2次予選のミャンマー戦(千葉)は、右ひざの違和感で欠場。同…
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久保建英「自分は追う立場、ボールを持った時に違いを」
大迫勇也(ブレーメン)の5得点など、実力差のあるミャンマーを10ー0で圧倒し、2022年カタールW杯最終予選進出を決めた日本代表。その蚊帳の外に置かれたのが久保建英(ヘタフェ)だ。 【写真】こ…
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板倉滉は最高の状態で日本代表に合流「引っ張っていく」
「全試合フル出場はシーズン前からの目標だった。それを達成できて充実感を覚えています」 2019年1月に英プレミアリーグの名門マンチェスターCからオランダ1部・フローニンゲンへレンタルされた板…
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吉田麻也「3回も出て1回もメダルを取れないのは情けない」
年齢制限のある五輪に3度も出場するというのは、吉田麻也が最初で最後かもしれない。2008年北京、2012年ロンドンに続き、東京五輪にも参戦することが決まった。 【写真】この記事の関連写真を見る…
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酒井宏樹「ロンドン4位は悔しい気持ちしか残っていない」
「僕は欧州を離れ、マルセイユでの夢に終止符を打つことを決めました」 今季フランス1部の全日程が終了し、酒井宏樹は9年間の欧州挑戦を終え、日本に復帰することを明言した。浦和移籍が有力視される中、…
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遠藤航 類まれな人間力と発信力で五輪代表を牽引する
「前回の2018年ロシアW杯に出れなかった悔しさ、ベルギー戦でのああいう負けの悔しさは常に持ち続けないといけない」 森保日本が始動した18年9月の札幌での初練習時、遠藤は出番のない苦境から這い…
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堂安律 紆余曲折経た「日本のメッシ」は救世主になれるか
2018年9月の森保日本発足時には、南野拓実(サウサンプトン)、中島翔哉(アルアイン)とともに「三銃士」と評され、攻撃の軸を担った堂安律(ビーレフェルト)。それから2年半の間に2度の移籍もあり、代表…