「当落線上の男」三好康児がジャマイカ戦で存在価値を示す
三好康児(24歳・ベルギー1部アントワープ・MF)
東京五輪に向けた日本代表が本格始動した2018年からエースナンバー「10」をつけ、チームをけん引してきた三好康児(アントワープ)。
しかし、2021年6月は「10」を堂安律(ビーレフェルト)に譲り、現時点の最強布陣で挑んだ5日のU-24ガーナ戦(福岡)も出番なし。東京五輪の「18人選出」が微妙になっている。
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「今回が最後の選考。五輪は人生の置いて最も大きな大会の1つと言っても過言ではない。自分の武器である最後の(フィニッシュの)精度とメンタルの強さを出したい」
そう言って目をぎらつかせる男は、最終アピールの場となる12日のU-24ジャマイカ戦(豊田)に照準を合わせている。
三好と言えば、2019年コパ・アメリカのウルグアイ戦(ポルトアレグレ)での2ゴールがあまりにも印象的だ。