旗手怜央 PLで甲子園準Vの父から強靭メンタルを引き継ぐ
旗手怜央(23歳・川崎フロンターレ・MF)
「A代表との試合(6月3日=札幌)では左サイドバック(SB)、ガーナ戦(同5日=福岡)ではトップ下。どこをやっても『あれは旗手怜央だな』と思われるようなプレーをしたいです」
昨季2冠の川崎でワイド、中盤、左SBと多彩な役割をこなし、急成長した。
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順天堂大学時代から選抜チームや年代別代表で共闘してきた同期の三笘薫(川崎)ほどの派手さはないものの、チームを支える献身的姿勢が強み。
「欧州CLの舞台に立てる選手になれ」という母校・静岡学園の川口修監督の言葉を目標に、まずは五輪代表メンバー18人への滑り込みを狙う。
「0-3で負けたA代表戦は、今までで一番というくらい相当に悔しかった試合。全員の強度が高かったのが第一。次に対面した南野(拓実=サウサンプトン)や原口(元気=ハノーファー)選手の守備の勢い、間合いを詰めてくるスピードや距離がJリーグでは経験できないものだった。攻撃も連続した動きで裏を取る動きがすごかった。自分はあれ以上をアベレージにしないといけないと思ってます」