橋岡大樹 万能型DFが東京五輪メンバー滑り込みに王手
橋岡大樹 (22歳・シントトロイデン・DF)
酒井宏樹(浦和)らオーバーエージ(OA)参戦で、U-24世代DF陣のサバイバルレースが熾烈を極めている。
酒井と同じ右SBを本職とする橋岡大樹は、2021年2月からベルギーに赴いた国際経験とCBもこなせる万能性を猛アピール。本大会登録18人決定前の最後となった12日のジャマイカ戦(豊田)でも終盤に出番を得て、滑り込みに王手をかけた印象だ。
「東京五輪が一番近い目標。熱いプレーで日本中に元気や勇気を与えたい」と力を込める彼は、従弟の走り幅跳び選手・橋岡優輝(富士通)と同じ舞台に立つ覚悟だ。
1999年5月生まれの橋岡は浦和レッズのお膝元・埼玉県浦和市(現さいたま市)で生まれ育った。中学から浦和の下部組織に入り、高校3年だった2017年8月30日のYBCルヴァン杯・セレッソ大阪戦でプロデビュー。翌2018年にはトップ昇格を果たし、瞬く間に右WBのレギュラーに定着した。
U-19日本代表でも右SBとして最終ラインを力強く牽引。久保建英(ヘタフェ)らとともに世界切符獲得の原動力となった。