上田綺世は東京五輪の先に「5大リーグで活躍」の夢を見る
上田綺世(22歳・J1鹿島/FW)
「代表でも鹿島でも持ってる力は同じ。全力を出しつつ、自分の引き出しを増やしたい」
U-24日本代表のエースFW最有力候補の上田綺世(鹿島)は、最終選考の場となる2021年6月のガーナ、ジャマイカとの2連戦を冷静に捉えている。森保一監督がオーバーエージ枠にFWを選ばなかったことで、彼らにかかる期待は大きくなるが、「FWはチームを勝たせるのが仕事。点を取ること」という哲学を貫くことに注力する。
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東京五輪に向け、森保監督がチームを立ち上げた2017年から、FWの中核を担ってきたのが上田だ。
当時は法政大学在学中ながら非凡なゴール感覚と前線で起点になれる力が評価され、2018年アジア大会(インドネシア)準優勝の原動力に。2019年にはA代表と五輪世代との混合チームだったコパアメリカ(ブラジル)にも参戦した。