SHOHEI OHTANIに学ぶMLB英語
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【landing spots】オフシーズンのMLBは大谷翔平の移籍先(着陸地点)の話題で持ち切り
FAになった大谷翔平が、いくらで、どこへ行くのか。オフシーズンのMLBはこの話題で持ち切りだ(the talk of the MLB offseason)。 MLBの解説者ジェシカ・クライン…
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【catch17】大谷翔平獲得めぐる各球団のジレンマ…米国の戦争文学「catch22」が元ネタ
一見、数字の謎解きに思える。タネ明かしをすると、背番号17の大谷獲得を巡る各球団の「どうにもならない状況」「ジレンマ」「板挟み状態」を表現するスラング。米国では日常会話にもよく出てくるフレーズだ。 …
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【be there!】「そこにいろ」か「現場に行け」か 文脈によって異なる言葉の意味
大谷翔平がレンジャーズ戦で自身メジャー最多の117球を投げた一昨年9月3日のことだ。 最後の3球も99マイル(約159キロ)を記録する力投を見せた試合後、当時のジョー・マドン監督は水原一平通…
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【move heaven and earth】大谷翔平の居場所をつくるために「全力を尽くす」
直訳すると、「天と地を動かせ」となるが、ここでの意味は「目的を達成するためにあらゆることをする」というイディオム(慣用句)の一つ。 辞書には「you should move heaven a…
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【here's the skinny】シリーズ終盤! 米メディアが報じた「極秘情報」の気になる中身
米メディアは、特にシーズン終盤に入ると「極秘情報」と呼ばれるスクープ合戦を繰り広げる。 「極秘」といえば“secret”“confidential”“classified”といったフレーズが浮…
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【window dressing】17年オフに注目された大谷の移籍先 エ軍以外は「粉飾決算」だった?
エンゼルスの大谷翔平が米国時間19日、靱帯を損傷した右肘(burn elbow)の手術を受けて、成功した。執刀医によれば、来季開幕から打者として復帰、2025年シーズンから二刀流復活が可能だという。…
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【walk, don't run!】大谷翔平の目標を達成するには「急がば回れ!」
FAが迫る大谷翔平を巡って米メディアでもさまざまな見解が飛び交っているが、大谷の胸の内には「walk, don't run」というフレーズが刻まれているのではないか。 これは、花巻東高を卒業…
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【are you real?】靱帯損傷した大谷翔平が試合出場する姿に「本物かい?」
日本のテレビの街ブラ番組を見ていると、芸能人と遭遇した一般の人が「あっ、本物だ!(you are real!)」と、喜々として声を上げるシーンを目にすることがよくある。 これと全く同じことが…
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【how bad he wants to play!】彼はプレーしたくてしょうがない!
米国時間の8月23日、野球界が凍りついた。大谷翔平の右肘靱帯損傷が発覚、今季の投手登板が絶望的となったのだ。 ミナシアンGMがレッズとのダブルヘッダー1試合目が終わったあと、メディアに語った…
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【sense of obligation】エンゼルスがすがる大谷翔平の「義務感」
大谷翔平の胸の内を言い当てるフレーズではないか。これは、昨年のトレード期限直前、7月18日付の米紙LAタイムズでコラムニストのディラン・ヘルナンデス氏が使ったものだ。彼はこう書いた。「Their o…
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【Here comes!Shohei Ohtani!】いまや登場時のアナウンスの定番「大谷翔平のお出ましだ!」
米メディアから「Most feared player in baseball(野球界で最も恐れられている男)」と呼ばれている大谷翔平。最近では申告敬遠(intentional walk)の乱発にウン…
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【roll the dice】大谷放出を否定したミナシアンGMの一言「イチかバチかの勝負」
現地時間7月27日、エンゼルスのミナシアンGMがメディアの前で「オオタニをトレードに出さない」と宣言した時に発したフレーズがこれ。 「We're going to roll the dice …
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【Take it or leave it!】ヤンキース戦での3本塁打に「勝手にしやがれ!」と叫んだ記者
大谷翔平がMVPに輝いた2021年シーズンのこと。ブロンクスでのヤンキース3連戦で圧巻の3本塁打を放った。そのとき、スポーツ賭博情報を提供する「SPORTS GRID RADIO」のケビン・ウォルシ…
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【on the verge of meltdown】 トラウトの故障離脱でエンゼルスは「崩壊寸前」
地元紙「オレンジ・カウンティー・レジスター」が使ったフレーズだ。 “meltdown(メルトダウン)”とは、科学用語で炉心溶融という原子炉の重大事故を指す言葉。2011年の東日本大震災の際、…
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【Field hospital】野戦病院 負傷者だらけのエンゼルスの惨状を表現
今年もまた失速し始めたエンゼルスの惨状を地元紙は、「an injury-ravaged lineup(負傷者だらけのラインアップ)」と書いている。 “ravaged”は「荒廃した」「ボロボロの…
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【defy description】筆舌に尽くし難い、言葉で表現できないことが続く大谷
6月の大谷翔平の嵐のような活躍ぶりに、米メディアも表現する言葉がなくなったか。 先月は27試合すべてに先発出場し、打者として打率.394、15本塁打、29打点、4盗塁。月間15本塁打は球団新…
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【god correspondence】現地メディアで「神対応」と称された大谷とファンのやり取り
大谷翔平の神対応(god correspondence)を示すエピソードを一つ。“correspondence”は「対応」「(手紙や心の)やりとり」「通信」「交流」といった意味で、“correspo…
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【(he's)pretty happy in California】大谷の去就にジャッジも注目「彼はカリフォルニアで結構幸せだ」
8月1日のトレード期限を前に米メディアによる大谷の去就報道が過熱している。他球団選手がコメントを求められることも多く、米紙「ニューヨーク・ポスト」には本塁打王争いのライバル、アーロン・ジャッジがこう…
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【we can't put anything past Ohtani】「大谷ならやりかねない」2度目のMVP受賞
今季も投打でタイトルを狙える成績を残している大谷翔平。米メディアの多くは早くも、「今季のMVPは確実」と予想している。エンゼルス専門メディア「Halos Today」のノア・カムラ記者もそのひとりだ…
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【non-sexy stuff】マドン監督に求められる「地味な仕事」 セクシーという単語のもうひとつの意味
昨夏、電撃的にエンゼルス監督を解任されたジョー・マドン氏が、自著「The Book of Joe」を発売し、そのプロモーションのためのトークショーで発言したフレーズ。 マドン前監督は、エンゼ…