【we can't put anything past Ohtani】「大谷ならやりかねない」2度目のMVP受賞
今季も投打でタイトルを狙える成績を残している大谷翔平。米メディアの多くは早くも、「今季のMVPは確実」と予想している。エンゼルス専門メディア「Halos Today」のノア・カムラ記者もそのひとりだ。MVPとなれば、2021年に続く2度目の受賞だが、「we can't put anything past Ohtani(大谷ならやりかねない)」と書いている。
これを直訳すると、「大谷の前には何も置くことができない」と分かりにくいが、この表現はイディオム、つまり慣用句である。
このフレーズは特に、肯定の意味でも、否定の意味でも使える。
例えば、「I wouldn't put it past him(her)」は「彼(彼女)ならやりかねない」。最後に動詞を加えて、「I wouldn't put it past them to divorce」とすれば、「彼らなら離婚しかねない」となる。
5月上旬に開催された日本の女子ゴルフツアーのサロンパスカップ3日目で韓国の申ジエがホールインワンを達成した。これも、「we can't put it past Jiyai Shin(申ジエならやりかねない)」と描写できる。