【non-sexy stuff】マドン監督に求められる「地味な仕事」 セクシーという単語のもうひとつの意味
昨夏、電撃的にエンゼルス監督を解任されたジョー・マドン氏が、自著「The Book of Joe」を発売し、そのプロモーションのためのトークショーで発言したフレーズ。
マドン前監督は、エンゼルスのインフラ整備、つまり、チーム強化を訴えたあと、エンゼルスに必要なのは「non-sexy stuff that has to get better」と続けた。
直訳すれば、「(チームを)改善するための地味な仕事」。大谷やトラウトらのスターだけに頼らず、総合的にチーム力を向上させる必要を力説したのだ。マドン前監督が“sexy”という単語を用いたことにビックリしたファンもいたかもしれないが、“sexy”には「色っぽい」「官能的」などとは別に、「ワクワクする」「胸がドキドキする」「人目を引く」という意味もある。
「non-sexy」は逆に「色気がない」「ワクワクしない」「地味な」ということになる。余談だが、「Sexy technology」は「セックスのテクニック(技術)」ではない。米国では「最先端技術」という意味となる。