独白 愉快な“病人”たち
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元クリスタルキング田中昌之さん 心筋梗塞が人生の転機に
「ガッ!」ときて「何だ!?」って思いました。よく「心臓をわし掴みにされる」といわれますけど、まさにそんな感じ。そして、ものすごく熱かった。アゴの下から心臓まで焼いた火箸をのんだような……。実際、のんだ…
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声帯を削った昆夏美さん「新しい喉で新たな可能性を」
削ったのは0.1ミリと0.05ミリという半紙よりも薄い粘膜の表皮です。たったそれだけでも「声帯結節」の手術は全身麻酔でした。 この病気は、声帯にできた“ペンだこ”のようなもの。声を出すときに…
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ガガと同じ線維筋痛症 如月まぁやさん“見えない痛み”語る
顔面以外、全部痛いです。形容しがたいですが、いつも血管にガラスの破片が流れているような感じです。痛みが引いているときでも正座で足がしびれているような感じが全身にあって、酷い時は体の中からカチ割られる…
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えのきどいちろうさん 続発性の脳腫瘍と「一生付き合っていく」
「俺、脳腫瘍だってさ……」 カミサンにそう電話した後、慈恵医大病院の石段に座って、午後の診察が始まるまでボーッとしていました。そのときは「ああ、死ぬんだなぁ」って思いました。いま思えば、眼科の…
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TVグルメ情報は見れず…田中健さん急性膵炎の苦しみ語る
「救急車……呼んでくれ……」 そう言うのがやっとでした。痛みに耐えることだけに必死で、ほかのことは何もできない、何も見えない、何も考えられない状態でした。 2013年の春、その日はパー…
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4回目の手術前に遺書 仁科亜季子が振り返る壮絶がん治療
3年前に「大腸がん」の手術を受ける前、初めて遺書を書きました。子供や孫のために、お金のことなんかまで細かく書いたんです。でも、無事に治って帰宅した時、すぐに破り捨てました(笑い)。 過去3回…
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「おはよう」言えず 青木美保は発声障害から復帰に10年
「あの歌声では放送できません」 出演した番組のディレクターにそう言われたとき、自分としては凄く頑張ったのに、それと結果は別物なんだと思い知らされました。 結局、放送は録音の音源に差し替…
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平山みき 大腸がん闘病で「腸閉塞の予兆が分かるように」
大腸がんを患ったのは、もう22年も前のことになります。もともと胃腸が弱くて、子供の頃から薬を手放せませんでした。ずっと下痢をしやすかったのですが、がんと分かる1年ほど前は便秘が続いて……。かかりつけ…
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TV番組きっかけに発見 麻倉未稀さん「乳がん」闘病を語る
「ひと泣きしてもいいですか?」 そう夫に断りを入れてから、自宅で声を上げて泣きました。まだがんのタイプがわからず、治療の道筋が不明瞭で前にも後ろにもいけず、一番モヤモヤしていた時でした。自分で…
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10年前に発覚 研ナオコ「橋本病」で声のキーさらに低く
10年ほど前にアメリカのシアトルとロサンゼルスでショーをしたんです。緊張していたこともあったのか、シアトルのショーが終わったあと、足に湿疹が。かゆかっただけではなく、なんとなくダルくて「体調が悪いな…
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6年前にくも膜下出血 神足裕司さんは「書く」が存在理由
「目を覚ましても今までのご主人と思わないでください。たぶん、記憶はありません」 家族は医師からそう言われたそうです。でも、昔の記憶はちゃんとあるし、今こうして筆談形式でインタビューを受けたり、…
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ダイアモンド☆ユカイ語る 精子ゼロからの“男の妊活”秘話
「あなたは男じゃありません」 そう言われたような気がしました。40代半ばのその瞬間までロックンロールで突き進んできた自分にとって、「無精子症」はまさに青天の霹靂……並のショックではありませんで…
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1日遅ければ…おりも政夫が語る「舞台5日前」の盲腸手術
切り取った僕の内臓は、両手に山盛りになるほどの量だったみたい。妻と娘は、ビニール袋に入ったそれを目にしたといいます。医師からは「手術があと1日遅れていたら、死んでいた」と言われました。 虫垂…
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ゆーとぴあ帆足新一さん 直腸がん経験も「病気をネタに」
「人生は厳しいんだ! バチンと音がいいほど高い希望校に受かるんだ!」 コントの中で、そう言われて長いゴム紐をくわえ、思い切り引っ張ってから“ゴムパッチン”を顔で受けるのはたいていボク。最近は、…
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がん手術を通算8回 黒沢年雄は「もうお葬式も済ませた」
「がん? ああ、来た来た!」という感じです。こんなふうに言うと軽薄に聞こえるかもしれませんけど、つらいとか苦しいといった経験は、乗り越えれば全部いい思い出になることを体がもう知っているんです。だから、…
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漫画家・東海林さだお氏 肝細胞がんと闘い辿り着いた境地
世の中に“病気自慢”の人は多くいます。でも、ぼくは風邪もあまりひかない、つい自分を過信してしまうような、年の割には健康な部類で、日頃から好きなだけ飲んで食べて、「ぼくの辞書には節制という文字はない」…
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脳梗塞から復活のラモス瑠偉 味覚変化で“コーラが洗剤”に
「死んでいてもおかしくない……。再発しちゃいけない……」――。 救急車で病院に運ばれたとき、もうろうとした意識の向こうで医師の会話が耳に入ってきて、そのときは正直言ってビビりました。「二度と奥…
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ビリー・バンバン菅原進 盲腸がん手術で検診の大切さ痛感
入院の日の午前中までレコーディングでした。意識したつもりはありませんが、あとから聞くと「これが最後かもしれないと思っていたのかな」と思うほど詞の世界に入り込んでいて、すごく丁寧に歌っていることがわか…
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卵巣と子宮を摘出…やなせななさん手術決意に医師の信念
「のんきにほっつき歩いている場合やない! あんた、がんやねん」 家族からそう告げられたのは、今から12年前、30歳の冬でした。その日は夜の7時ごろまで普通に買い物を楽しんでいたのですが、母から…
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仕事への影響不安も 道端アンジェリカ「乾癬」告白の決意
今年の5月、「スーパーフードを食べているのに肌が汚い」とネット上に書き込まれ、とても腹が立って「乾癬」という病気であることをSNSに公表しました。所属事務所の了解も得ないで(笑い)。スマホで文字を打…