「お嫁さんにしたいナンバーワン」竹下景子の結婚
<1984年4月>
TBS「クイズダービー」で“三択の女王”と呼ばれるなど、才色兼備が魅力の竹下景子。結婚は30歳だった84年4月だが、「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」だっただけに、センセーショナルに報じられた。
竹下を射止めたのは15歳年上のカメラマン、関口照生氏。デビュー直後の73年、銀行CMの仕事で知り合ったのがきっかけで飲み友達として付き合い始めた。78年には関口氏が水着写真集「水中花・竹下景子」をポナペ島で撮影。その後、女性誌が「半同棲生活」と報じるなど2人の仲はマスコミを何度もにぎわせるようになる。
ウワサが出るたび、2人は「単なる仕事上のお付き合い」と親密交際を否定したが、関口氏は竹下の人気上昇にあわせて仕事の幅を広げ、いつしか年収3000万円。自分のスタジオを構え、伊豆には別荘、ジャガーを乗り回し、クルーザーを所有する一流カメラマンとなった。
婚約を発表したのは交際から10年以上も過ぎた84年1月。関口氏の仕事の都合で婚約会見は竹下単独で行われた。会見で「関口さんとは長い付き合いですが、結婚を意識したのは最近のこと」と語った。