会見はメディアを制限…板東英二、涙の謝罪は“猿芝居”
さらに、税務署との見解の相違の具体例について尋ねられると、「あの、私、実は植毛をずっとやってまいりました。カツラが経費で落ちると聞いておりましたので、植毛もいいんだろうと勝手に。今回の調査で植毛は美容整形と同じだということを言われて、初めて分かった次第でございます」。これには会場から「7500万円分の植毛か?」と失笑が漏れたのも当然だろう。
「板東劇場」はまだ終わらない。ついには大物政治家まで引き合いに出してこうのたまった。
「後藤田正晴先生(故人)から『沈黙は全ての扉を開く 後藤田正晴』という色紙をいただきまして、先生はこのときのために僕に教えていただいたのかなと思って、それをよりどころに10カ月過ごしてまいりました」
「カミソリ後藤田」も“脱税逃亡”の言い訳に使われるとは、あの世でさぞ憤慨していることだろう。
「みのもんたとは真逆のイメージになりましたね。みのさんは正直すぎて反感を買い、板東さんはわざとらしくて反感を買った。板東さんは10カ月間も雲隠れしていたからそれなりの回答が求められるのに、なるほどと思わせるものがひとつもなかった。そもそも指摘されたのはキャンプに入る1カ月以上前。不可解な要素が多過ぎます。お金に関する不祥事に対して主婦やスポンサーの目は厳しいので、そう簡単にテレビ復帰はできないでしょう」(芸能リポーター・川内天子氏)
もはや野球界にも芸能界にも居場所なし。これも身から出たサビ、である。