警察ドラマばかりの1月連ドラ “ダークホース”はテレビ東京
■ターゲットは中高年
北大路が演じる主人公“キヨ”こと清田清一は定年退職後、近所のゲームセンターに再就職した剣道の達人。かつての悪ガキ、今は還暦のおっさん3人で結成した私設自警団が、町内の“悪”に立ち向かっていくというお話だ。ターゲットが中高年と明確なのも、大きなポイントになる。
「フジテレビの亀山千広社長は半沢直樹のヒットについて、『ちょんまげを結っていない気持ちのいい勧善懲悪の時代劇』などと分析していましたが、『三匹のおっさん』はドンピシャ。原作者の有川さんも、時代劇を現代劇に置き換えることを意識して書いたそうですよ」(前出の出版業界関係者)
さらにテレビ東京開局50周年特別企画だけに、気合も入っている。どこまで数字を伸ばすか、今から楽しみだ。